人を中心に

福利厚生は明治時代などの古い時代から行なわれてきたサービスですが、昔は社会保障制度も今ほど充実していなかったので、労働者を守るサービスとして病気や災害の救済が中心でした。
大正時代に入ると、次第に社会保障制度も充実し、健康保険に関する法律も定められてきたので法定福利が誕生しました。
今日では、法定福利と法定外福利に分別されていますが、法定外福利の役割も、当時は法定福利を補助する程度のものばかりでした。
そういった働き方に対する国の政策が大きく変化してきたため、企業においても次第に福利厚生の目的や用途が大きく変化してきました。
今ではどの企業でも人事面が非常に重要視されるようになりました。人に焦点を当て、いかに従業員が安定した社会生活を送ることができるか、従業員が安心して職場で働けるかなどの福利厚生が増えてきています。
福利厚生の充実度が高いと、従業員の満足度も高い傾向にあり、結果的に生産性もあがるといわれています。

授業員にとって、福利厚生は非常に重要であり、福利厚生は今や就職するうえで重要項目となっています。
働きながらリフレッシュどのくらいできるか、生活費がどのくらい節約できるか、従業員のチームワークが向上するような制度があるかなどは大切なポイントです。
これからどんどん「人」の面に注力した福利厚生が求められていきますが、企業は組織として成り立っているので個々の従業員だけではなく組織としていかに円滑に経営していけるかをしっかり考える必要があります。
また、近年では企業において離職率なども問題になっていることから、いかに従業員を定着させ安定的に維持して効率の向上を行なうかも福利厚生を考えるうえで最重要課題となっていきます。